イヤイヤ期の意味と接し方

育児

子供が1歳になると自我が芽生え始め、その名の通りなんでもかんでも「いや!」と言ってぐずることを指します。ことあるごとに「いや!」と言われ続けていると自分もイライラしてしまったり、つい手を挙げてしまう可能性もあります。

ここではそんなイヤイヤ期の意味と、この時期の子供との接し方を解説していきます。

イヤイヤ期の意味

イヤイヤ期は、子供の中で「自我」というものが芽生え始め、自分の心と葛藤していることで起こります。つまり、自立へと一歩踏み出した証拠となる行動です。

この時期に、「自分のやりたいこと」や「自分がされて嫌なこと」などが感情として芽生え、ぼんやりと考え始めます。

「イヤなこと」という感情は強いものですから、少しでも自分の望んでいることと違うことが起こると「イヤ!」と言って拒絶をするわけです。

イヤイヤ期の接し方

まずは、子供の目線に立って子供の気持ちを受け止めてあげることが大切です。

子供が「いや!」と言ったことに対して自分も嫌な気持ちになっていては子供と同じになってしまいますし、子供からすると「拒否されている」という感覚にもなってしまう恐れがあります。

「いや」と言っていることを無理やりさせようとせず、おもちゃで気をそらすなどしてみてください。しばらく遊ばせてから再度こちらから提案、という風にしてみると、案外すんなり受け入れてくれることがあります。お風呂に入るのを嫌がっているときなどはこの方法が有効です。

いや、と言ったことを全てこちらが受け入れてしまうとワガママな子に育ってしまうかもしれない、という不安もあるかと思います。

大切なことは、どうやって子供側に受け入れさせるか、ということで、子供の気持ちを受け止めた上で、ではどうしたらこれをやってくれるかという方向に頭を働かせましょう。

まとめ

イヤイヤ期に入ると、どうしても自分の思うようにいかず、子供に振り回される時期が続くため精神的な負担が大きくなります。

しかし、イヤイヤ期は子供にとって大切な成長の過程です。自分の子供だけではありません、すべての赤ちゃんに等しく訪れる時期です。

先輩ママの意見なども聞きながら、イヤイヤ期に入った子供と上手に付き合って絆を深めていきましょう。

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